2022年の米国市場は主要指数を更新するなど、好調なスタートとなっています。S&P500は2019年から3年連続で二桁成長を記録しており、資産を増やした人も多いのではないでしょうか。
遅くなりましたが、今回は2021年に受け取った配当金を振り返っていきたいと思います。
▼【運用実績】2022年1月現在のポートフォリオに関する記事はこちらです。

【2021】年間配当金まとめ
年間配当金の総額
2021年は449.10ドル(税引き後325.31ドル)の配当金を受け取りました。年間で約37,000円なので、月ベースだと3,000円程度です。

配当金は株式を保有しているだけで受け取ることができます。
月3,000円の配当金があれば通信費、10,000円あれば光熱費、200,000円あれば生活が可能になります。FIREは配当金が生活費を上回る状態になれば達成可能になります。
月別配当金の推移
月別配当金の推移は以下の通りです。

銘柄別配当金
銘柄別の配当金は以下の通りです。

IBMの売却に関する記事はこちらです。
2022年見通し
2021年に受け取った配当金は全て再投資をしています。配当金を再投資することで福利効果を最大化させることができます。
2022年の配当金見通しは以下の通りです。
銘柄 | ティッカー | 年間配当(ドル) | 税引き後(ドル) |
フィリップモリス | PM | 50.00 | 35.86 |
ベライゾン | VZ | 153.60 | 110.16 |
ジョンソン&ジョンソン | JNJ | 32.32 | 23.18 |
コカ・コーラ | KO | 63.84 | 45.78 |
マクドナルド | MCD | 11.04 | 7.92 |
アルトリアグループ | MO | 75.60 | 54.22 |
プロクター&ギャンブル | PG | 34.79 | 24.95 |
ウォルマート | WMT | 22.00 | 15.78 |
エクソンモービル | XOM | 133.76 | 95.93 |
2022年の年間配当金は576.95ドル(税引き後413.77ドル)となっています。※増配・減配は考慮していません。
コカ・コーラやP&Gなど、優れた配当能力を持っている銘柄で構成されているので安定しています。配当能力が優れた企業は爆発的な成長は期待できませんが、長期的な増配が期待できます。
特にコカ・コーラは投資初心者にもおすすめの銘柄となっています。

2022年は金融緩和政策の縮小が始まりますので、これまでのような株高は期待できない可能性があります。株価が下落する局面では配当金は心の支えになります。株価が下がれば、利回りは高くなるので、下落局面で買いますことが重要です。
おすすめ投資先
配当金を受け取ることができるのは個別株だけではありません。そこでおすすめしたいのが「ETF」です。ETFは個別株とは異なり、手軽に分散投資することができるので、投資の原則である「長期・分散・積立」をすることができます。
分散能力が優れているので、個別株のようなリスクはかなり低くなります。
バンガード社が運営している「VYM」や「VIG」は優れた投資先になります。

まとめ
2021年は449.10ドル(税引き後325.31ドル)の配当金を受け取りました。受け取った配当金は全て再投資しているので、生活費に充てることはありません。
株式を購入→配当金を増やす→増えた配当金を再投資するサイクルを継続することで資産を最大化させることができます。
個別株が心配であれば、ETFも選択肢になるでしょう。
年末に振り替えられるようにこれからも邁進していきます。
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