配当金

【2022年1月】フィリップモリスから配当金を受け取りました

現地時間1月13日に【PM】フィリップモリスから、12.51ドル(税引き後9.97ドル)の配当金を受け取りました。2022年の受取金は累計で27.51ドルとなりました。 

フィリップモリスは14年連続で増配しています。フィリップモリスは生活必需品セクターに分類されていますが、たばこ業界は縮小傾向になっているので長期的な増配は難しいかもしれません。

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今回はフィリップモリスの配当能力について解説します。

【PM】フィリップモリスについて

【PM】フィリップモリスは米国に本社を置く、世界最大のたばこメーカーです。

2008年に【MO】アルトリアグループからスピンオフされており、アルトリアグループは米国国内、フィリップモリスは海外を中心に販売しています。

主力商品は「マルボロ」や「ラーク」などの紙たばこです。世界的に健康志向が高まっていることから、紙たばこの出荷数は減少しています。値上げ対応によって利益は確保していますが、今後は加熱式たばこへの転換がポイントになります。

同社は加熱式たばこ「IQOS」の販売を強化しており、紙たばこに依存しない事業構造への転換を進めています。

会社概要

フィリップモリスの会社概要は以下の通りです。

ティッカーシンボルPM
社名フィリップモリス
設立1847年
時価総額1,579.25億ドル
セクター生活必需品セクター
売上高286.94億ドル
配当利回り4.93%%
連続増配期間14年
配当月1,4,7,10

フィリップモリスは世界最大のたばこメーカーです。同社は海外を中心に「紙たばこ」、「無煙たばこ」を販売しています。加熱式たばこIQOSの売上は過去5年間で9倍近く増えていますが、いまだに紙たばこの売上が全体の7割強を占めています。

最新決算

フィリップモリスの2021年7月-9月期決算は以下の通りです。

  • 売上高:81.22億(前年比 9.08%増)
  • 純利益:24.26億ドル (前年比 5.16%増)
  • 純利益率:29.87% (前年比 3.58%減)
  • 1株利益:1.55ドル

2021年3Q決算は売上、利益共に前年を上回る結果となりました。製品別に見てみると、紙たばこは出荷数量ベースで0.4%の減収、金額ベースで1.4%の増収となっています。出荷数は減少でしたが、値上げが売上をカバーすることができました。

加熱式たばこは出荷数量ベースで23.8%、金額ベースで34.5%の増収となっており、好調が続いています。

売上比率では紙たばこの割合が大きくなっていますが、着実に加熱式たばこへのシフトチェンジが進んでいます。

株価推移

フィリップモリスの株価推移は以下の通りです。

フィリップモリスの株価は+11.04ドル(12.21%)となっており、S&P500指数に連動したVOO(+107%)と比べると大きく差をつけられています。

2017年には120ドル付近を推移していますが、5年かけて株価はゆるやかに減少しています。紙たばこの出荷量が減少していること考えると、株価が劇的にあがることは難しいと思います。

加熱式たばこIQOS(アイコス)が米国国内での販売を再開することが出来なければ、さらに状況が悪くなる可能性があります。

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配当能力について

フィリップモリスの配当情報は以下の通りです。

配当利回り4.93%
過去12か月の配当利回り4.85
配当利回り5年平均5.28
配当性向85%
増配率3年平均2.96
増配率5年平均3.54
連続増配期間14年
配当月1,4,7,10

出所:DividendInvestor.com

フィリップモリスは14年連続で増配しています。配当利回りは5%前後の高い水準で推移しています。たばこ業界は縮小傾向にあるので、長期的な配当や増配は難しいかもしれません。

フィリップモリスに投資ができるETFは【VDC】バンガード・生活必需品セクターETFなどがおすすめです。

1株あたりの配当と増配率

フィリップモリスの1株あたりの配当と増配率は以下の通りです。

フィリップモリスの配当金は右肩上がりに成長していますが、直近5年の増配率は3%前後で推移しています。2012年に二桁成長を記録していますが、2013年以降は鈍化しています。

配当利回り

フィリップモリスの配当利回り推移は以下の通りです。

フィリップモリスの配当利回りは3~6%前後で推移しています。過去5年間で株価が10%程度しか上昇していないので、利回りは高くなっています。

たばこ業界の見通しを考えると、個別株よりもETFなどリスク分散ができる投資先を選択したほうがいいかもしれません。

バンガード社が運営する「VIG」や「VYM」は優れた投資先だと思います。

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まとめ

今回はフィリップモリスの配当能力について解説してきました。同社は世界最大のたばこメーカーです。

最新決算では紙たばこよりも加熱式たばこの売上が伸びていることがわかります。主力商品である「IQOS」の売上が今後の業績に大きくかかわってきます。

長期的な配当を期待するのであれば、個別株ではなく「VIG」や「VYM」を選択するほうがリスク回避できます。

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