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【SPLG】S&P500指数に連動したETFについて解説

S&P500指数は米国を代表する500社で構成されています。S&P500に連動したETFは「VOO」と「SPY」が有力な投資先となります。

しかし「VOO」と「SPY」の株価は400ドルを超えており、購入するためには約50,000円が必要になります。投資資金が少ない場合だと1株購入するのも難しいかもしれません。

そこで今回はステートストリート社が運用している、【SPLG】SPDRポートフォリオS&P500ETFについて解説します。

ステートストリート社が運用するETFに関する記事はこちらです。

SPDRポートフォリオS&P500ETFについて

【SPLG】SPDRポートフォリオS&P500ETFはストリート社が運用している商品です。「VOO」や「SPY」と同じく、S&P500指数に連動したETFとなっています。

【SPLG】ETF概要

SPLGの概要は以下の通りです。

名称SPDRポートフォリオS&P500ETF
ティッカーシンボルSPLG
運用会社ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ
構成銘柄数505社
設定日11/15/2005
純資産13.597億ドル
直近配当利回り1.48%
経理率0.03%
1年トータルリターン24.78%
3年トータルリターン24.71%
5年トータルリターン17.55%

SPLGは前述したようにS&P500指数に連動したETFとなっています。S&P500指数に連動したETFは「SPY」や「VOO」などがあります。SPYはステートストリート社が運用しているETFで、資産総額は世界最大の規模となっています。

SPLGは資産総額こそ少ないですが、リターンはSPYやVOOと遜色ありません。SPLGはSPYやVOOの廉価版という立ち位置になっています。SPYは機関投資家向け、SPLGは個人投資家向けETFだと言えます。

経費率はVOOと同じく0.03%となっており、SPYの0.09%より低い設定となっています。

これはステートストリート社の商品戦略になっているので、選択できることは投資家にとっては嬉しいです。

【SPLG】構成銘柄

SPLGはS&P500指数に連動したETFとなっており、構成銘柄数は505社で構成されています。

構成銘柄と組み入れ比率は以下の通りです。

ティッカー社名構成比率
MSFTMicrosoft6.42%
AAPLアップル6.35%
AMZNAmazon3.91%
TSLAテスラ2.36%
GOOGalphabet2.22%
GOOGLalphabet2.08%
FBメタ・プラットフォームズ2.04%
NVDAエヌビディア2.00%
BRKバークシャー・ハサウェイ1.33%
JPMJPモルガン・チェース1.23%

SPLGは米国企業を代表する505社で構成されており、米国市場の80%をカバーしています。GAFAMの他にもテスラやエヌビディアなども含まれています。

1社あたりの構成比率も低く、分散能力が優れたETFとなっています。GAFAMの比率は20%程度なので、集中的に投資をしたい場合は「QQQ」も優れた投資先になります。

【SPLG】セクター別構成比率

SPLGは502社は時価総額に応じて構成比率が変わっていますが、セクターも同様です。

セクター別構成比率は以下の通りです。

S&P500指数と同じセクター構成比率となっており、アップルやMicrosoftなどの「情報技術セクター」、Amazonやテスラなどの「一般消費財セクター」の占める割合が大きくなっています。

ETFは組み入れ銘柄の変更も運用会社が行っているので、セクター構成比率は何となく理解するレベルで問題ないです。

セクターに関する記事はこちらです。

【SPLG】株価推移

SPLGの株価推移は以下の通りです。

SPLGは過去5年間で株価は+28.08ドル(105.01%)となっています。VOOやSPYもS&P500指数に連動しているので、同じ値動きになっています。

2021年はS&P500指数が過去最高を何度も塗り替えており、年初来リターンでも26%成長しています。2021年はエネルギーセクターや金融セクターの成長率が高くなっているので、S&P500指数はやや劣っています。

しかし景気に左右されやすいシクリカルなセクターはリターンが安定していないので長期投資には向きません。長期的な投資をするのであれば、S&P500は優秀な投資対象だと思います。

【SPLG】1株あたりの配当と増配率

SPLGの1株あたりの配当と増配率は以下の通りです。

SPLGは配当目的として保有することは想定していないかもしれませんが、実は増配率は高い水準となっています。過去5年間の増配率は6.29なので、配当ETFのVIG(4.8%)、VYM(6.27%)を上回っています。

VIGとVYMに関する記事はこちらです。

配当利回りはVIGやVYMに劣っていますが、株価成長率はSPLGが優れています。

【SPY】・【VOO】比較

【SPY】SPDR S&P500ETFと【VOO】バンガードS&P500ETFはSPLGと同じく、S&P500指数に連動したETFとなっています。

【SPLG】【SPY】【VOO】概要

「SPLG」、「SPY」、「VOO」の正式名称と概要は以下の通りです。

●【SPLG】SPDRポートフォリオS&P500ETF

●【SPY】SPDR S&P500ETF

●【VOO】バンガードS&P500ETF

ティッカーシンボルSPLGSPYVOO
構成銘柄数505社505社505社
設定日11/15/200501/22/199309/09/2010
純資産(単位B:10億ドル)13.5B445.9B273.7B
直近配当利回り1.48%1.40%1.43%
経費率0.03%0.09%0.03%
1年トータルリターン24.78%24.60%24.69%
3年トータルリターン24.71%24.44%24.53%
5年トータルリターン17.55%17.51%17.57%

全てS&P500指数に連動しているので、構成銘柄は505社で同じになっています。SPYは設定日が最も古い1993年となり、資産総額は445億ドルで世界最大規模のETFとなっています。

経費率はSPYが0.09%、SPLG、VOOは0.03%なので全て低コストで運用することができます。リターンの違いは誤差と言える範囲でほとんど違いがありません。

株価比較

SPLG、SPY、VOOの株価比較は以下の通りです。

前述したように全てS&P500指数に連動しているので、リターンはほとんど変わりないです。

まとめ

今回はS&P500指数に連動した「SPLG」について紹介してきました。

SPLGの特徴は以下の通りです。

  • S&P500指数に連動したETF
  • 構成銘柄やリターンはSPY・VOOと同じ
  • 1株あたりの株価が安価

S&P500ETFといえば、SPYやVOOを選ぶ人が多いですが、購入するにはまとまった資金が必要になります。

SPLGは低資金でS&P500に投資をすることができる優れたETFだと思います。構成銘柄やリターンはほとんど変わりないので、SPYやVOOの廉価版だと言えます。

SPYやVOOは機関投資家向けである一方で、SPLGは個人投資家向けのETFだと思います。

VOOやSPYに投資をしたくても資金が足りなかった方はぜひSPLGを検討してみてください。

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