11月3日にIBMを売却した資金で【JNJ】ジョンソンエンドジョンソンを1株165.04ドルで5株購入いたしました。

ジョンソンエンドジョンソンはもともとポートフォリオに組み込んでいましたが、昨年の10月以降追加で購入できていませんでした。理由は株価が右肩上がりに上昇していたので、タイミングが難しかったです。
ヘルスケアセクターは景気に左右されにくい特徴があるので、株価の動きが安定していることも理由としてあげられます。
ヘルスケアセクターに関する記事はこちらです。
IBMの売却により新しい銘柄を組み込むことも考えましたが、ジョンソンエンドジョンソンは今後も大きく成長できる見込みがあるので、買いますことになりました。
今回はジョンソンエンドジョンソンを購入した3つの理由について解説します。
ジョンソンエンドジョンソンを購入した3つの理由
ジョンソンエンドジョンソンを購入した3つの理由は以下の通りです。
- 株価が右肩上がりに成長している
- 高い収益性を誇るビジネスモデル
- 優れた配当能力
株価が右肩上がりに成長している
5年間の株価推移は以下の通りです。

ジョンソンエンドジョンソンは過去5年間で株価は+49.95ドル(43.39%)となっています。S&P500指数に連動したVOOは+235.77ドル(123.13%)なので半分程度の成長率となっています。それでも同社の株価は右肩上がりに成長しています。
8月には上場来最高値の179ドルを記録しています。同社の最新決算では市場予想を下回ったことで株価は下落しましたが、業績通期見通しを引き上げるなど明るい材料が多いです。
新型コロナワクチンの開発はファイザーやモデルナに遅れをとっております。ワクチン需要により株価は過去1年間でモデルナ+400%、ファイザー+26%と大きく成長しています。
同期間でジョンソンエンドジョンソンは+18%と、コロナワクチン特需を享受することができませんでした。逆に言えばコロナワクチンに頼ることなく成長しているということです。
同社は「医薬品」「医療機器」「日用品」の3部門で事業展開しているので、どんな局面でも安定した売上をあげることができます。
安定したビジネスモデルでジョンソンエンドジョンソンの株価はさらに上昇する見通しです。
高い収益性を誇るビジネスモデル
過去5年間の収益グラフは以下の通りです。

ジョンソンエンドジョンソンは安定した収益と純利益をあげています。しかし2020年はコロナショックの影響により医療機器部門の売上がおおきく落ち込みました。
それでも2021年の売上見通しは925億ドル~933億ドルから928億ドル~933億ドルへ引上げられているので、前年比+12%程度の成長が期待できそうです。
また同社の営業CFMは26~28%と高い水準で推移しています。一般的に15%以上を継続できている企業は健全かつ、利益を継続して生み出すことができるので、20%をこえる同社は安定したビジネスモデルを展開していることがわかります。
優れた配当能力
ジョンソンエンドジョンソンは58年連続増配をするなど優れた配当能力をもっています。増配期間が長い企業は増配率が低い傾向があります。
1株あたりの配当と増配率は以下の通りです。

ジョンソンエンドジョンソンの増配率は6%前後で推移しています。コロナショックでも増配率を落とさなかった同社の配当能力はとても高いと言えます。
過去5年間の平均増配率は6.17%でコカ・コーラ(4.45%)、P&G(3.45%)を上回っています。配当性向は45%と低く、配当余力は十分にあります。
財務状態は健全で長期の増配を実現できている同社の配当能力は優れています。
まとめ
IBMを売却した資金でジョンソンエンドジョンソンを購入しました。購入した3つの理由は以下の通りです。
- 株価が右肩上がりに成長している
- 高い収益性を誇るビジネスモデル
- 優れた配当能力
ジョンソンエンドジョンソンは優れたビジネスモデルを展開しています。 「医薬品」「医療機器」「日用品」の3事業展開しており、あらゆる局面で対応できるようになっています。
遅れていたコロナワクチンの普及も進んでいくことで、同社の収益はさらに伸びることが予想されます。
ジョンソンエンドジョンソンは個別株の中でも安全かつ成長性の高い企業だと思います。
それではまたお会いしましょう。
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