マネックス証券は2022年2月25日からマネックスカード投信積立サービスを開始します。マネックスカード投信積立サービスはマネックスカードによる投信つみたて利用時のポイント還元率が1.1%となるサービスです。
1.1%は楽天証券やSBI証券を含む、主要ネット証券の中で最も高い還元率となっています。※ゴールド・プラチナカードを除くスタンダードカードで比較
楽天証券のポイント還元率が1%から0.2%に引き下げられることが発表されたタイミングと重なっているので、乗り換えを考えている人やマネックスカード投信積立サービスについて知りたい人は参考にしてください。
▼楽天証券の改悪サービスに関する記事はこちらです。

マネックスカード投信積立サービスについて
サービス概要
マネックスカード投信積立サービスの概要は以下の通りです。
対象カード | マネックスカード |
サービス開始時期 | 2022年2月25日(金) |
申込単位 | 原則1,000円以上1円単位 ※ファンドによって異なる場合あり |
積立設定上限額 | 毎月合計5万円以下 |
対象銘柄 | マネックス証券で取り扱う積立が可能な銘柄 |
対象口座 | ●特定口座/一般口座 ●NISA口座/つみたてNISA口座 |
マネックスポイント還元率 | 当月の約定金額全体の1.1% |
マネックスカード投信積立サービスはマネックス証券で投信つみたてを行うことができる「全てのファンド」が対象で、特定口座・一般口座・NISA口座・つみたてNISA口座にも利用することができます。
積立設定の上限額は毎月5万円までとなっているので、積立NISAの満額(月3.3万円)利用することが可能です。
マネックスポイントの還元率は積立金額の1.1%で、主要ネット証券の中で最も高い設定となっています。※ゴールドカード・プラチナカードは除くスタンダード(通常)カードで比較
マネックス証券では約1,200本の投資信託を取り扱っており、低コストで運用ができる「eMAXIS Slimシリーズ」や「SBI・Vシリーズ」なども1.1%の還元対象となっています。
おすすめの投資信託は「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2021 」の記事を参考にしてみてください。
主要ネット証券のポイント還元率比較
主要ネット証券のポイント還元率表は以下の通りです。

マネックスカード投信積立サービスの還元率は1.1%で主要ネット証券で最も高い設定となっています。楽天証券では1%から0.2%に引き下げられるなどサービスの改悪が進んでいます。楽天証券から他の金融機関に切り替えを検討している人もいると思います。
楽天証券からマネックス証券へ投資信託を移管する際にかかる手数料はマネックス証券が負担してくれるので、余計なコストをかける必要がありません。
還元率表に記載はありませんが、エポスカード×tsumiki証券や東急カード×SBI証券などクレカ積立サービスは競争が激しくなっています。手数料やポイント還元率を争うことは投資家にとってはメリットがありますが、利益が確保できず改悪される可能性は十分あります。
ポイントはあくまで「おまけ」なので、あまりふりまわされないようにしてください。
マネックスポイントについて
マネックスカード積立投資で還元されるポイントは「マネックスポイント」です。
マネックスポイントは株式の購入にかかる手数料に充てることや他のポイントサービスに交換することができます。
主な用途は以下の通りです。
- 株式手数料、暗号資産に交換する
- 他のポイントサービスに交換する
- ポイントを寄付する
- ポイントをためる
株式手数料、暗号資産に交換する
マネックスポイントは株式売買にかかる手数料に充当したり、暗号資産と交換することができます。

1ポイント1円として、国内株式取引の売買手数料に充当することができます。外国株やNISA口座での取引には使用できないので米国株投資をしている人は利用することができません。
また、交換単位は200ポイント以上になりますが、同じく1マネックスポイント=1円でビットコインやイーサリアムと交換することができます。
仮想通貨と交換する際にはコインチェック取引アカウントをあらかじめ開設しておく必要があります。
他のポイントサービスに交換する
マネックスポイントは他のポイントサービスと交換することもできます。
交換可能なポイントサービスと概要は以下の通りです。

Amazonギフト券やdポイントであれば、1マネックスポイント=1ポイントで交換することができるので、損をすることはありません。
他にも還元率は高くないですが、ANAやJALのマイルと交換することもできるので、交換したポイントで旅行にいくこともできます。
ポイントを寄付する
ポイントを交換する予定がなければ、寄付することもできます。
寄付の概要は以下の通りです。

どちらも1マネックスポイント=1円で寄付することができます。
ポイントをためる
マネックス証券には投信を保有しているだけで、ポイントを受け取ることができる「投信ポイントプログラム」があります。
「投信ポイントプログラム」は投資信託の保有残高に対し、毎月マネックスポイントを最大0.08%受け取ることができるサービスです。銘柄によってポイント付与率が異なるので、詳しくはこちらを確認してください。
マネックス証券ではクレジットカードによる積立と保有しているだけでポイントを受け取ることができます。たまったポイントで他のポイントサービスと交換するなどかしこく使ってください。
今だけ、マネックス証券の口座開設はポイ活サイトのハピタスを経由すると、口座開設+新規取引で4,000ポイント受け取ることができるので、まだ開設していない人は下記画像から申込してください。
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まとめ
マネックス証券の投信積立サービスについて解説してきました。マネックスカードで積立することでポイント還元率が1.1%となるサービスです。
1.1%は楽天証券やSBI証券などの主要ネット証券の中で最も高い還元率となっています。楽天証券ではポイント還元率が1%から0.2%に下げることを発表しており、改悪が続いています。
主要ネット証券各社はクレジットカード積立によるポイント還元を次々と発表しており、今後もポイント還元率や手数料の割引などの競争が激しくなりそうです。
ポイントはあくまで「おまけ」なので、ふりまわされないように自分で決めたルールで運用するようにしましょう。
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