ETF

投資初心者におすすめのバンガードETF「20種類」を解説

これから投資を始める方におすすめしたい金融商品が「ETF」です。ETFは個別株とは異なり、手軽に分散投資することができるので、投資の原則である「長期・分散・積立」をすることができます。

例えばS&P500指数に連動した「VOO」は米国企業の大型企業500社で構成されているので、分散能力がとても高いといえます。他にも米国市場に上場している4,000社で構成されている「VTI」やナスダック100で構成されている「QQQ」などが人気です。

ETFを販売している運用会社は「バンガード」や「ブラックロック」などがあげられます。特にバンガード社が運用しているETFは経費率が低く、種類も豊富なので人気があります。

今回は投資初心者におすすめしたいバンガード社のETF(20種類)について解説します。

【この記事でわかること】

  • 投資初心者におすすめのETFについて
  • 「主要」、「配当」、「セクター」、「グロース・バリュー」ETFについて

投資初心者におすすめのバンガードETF(20種類)

バンガード社が運用するETF(20種類)について以下の4カテゴリーに分けて説明します。

  • 主要
  • 配当
  • セクター
  • グロース・バリュー

主要ETF(3種類)

投資初心者におすすめするETFはこちらです。

  • 【VOO】バンガードS&P500ETF
  • 【VTI】バンガード・トータル・ストック・マーケットETF
  • 【VT】バンガード・トータル・ワールド・ストックETF

●【VOO】バンガードS&P500ETF→米国を代表する500社で構成

●【VTI】バンガード・トータル・ストック・マーケットETF→米国市場に上場している4,000社で構成

●【VT】バンガード・トータル・ワールド・ストックETF→米国を含む全世界の9,200社で構成

ETFのデビューとしては上記3種類をおすすめします。VOOはGoogleやアップルなどのハイテク銘柄を含む、米国企業500社で構成されています。VOOの株価は過去5年間で+228.91ドル(114.08%)の成長率となっています。

VTIはVOOと同じく米国企業で構成されています。構成銘柄数はS&P500が500社に対して、VTIは4,000社と約8倍となっています。VTIの株価は過去5年間で+128.98ドル(114.37%)なので、VOOとほとんど変わりないです。

VTは全世界の9,200社で構成されています。VOOやVTIは米国企業で構成されていますが、VTは世界中の国に分散されています。VTの株価は過去5年間で+49.23ドル(82.45%)です。

今までが米国1強時代でしたが、今後はどの国が経済をけん引するかわかりません。米国だけでは不安な人はVTを選択してみてください。

過去5年間株価推移は以下の通りです。

配当ETF(2種類)

配当能力に優れたETFはこちらです。

  • 【VIG】バンガード・米国増配株式ETF
  • 【VYM】バンガード・米国高配当株式ETF

●【VIG】バンガード・米国増配株式ETF→10年以上連続で増配している272社で構成

●【VYM】バンガード・米国高配当株式ETF→20年以上連続で増配している 415社で構成

配当金を目的としたETFであればVIGとVYMがおすすめです。VIGは10年以上連続で増配している272社で構成されています。配当利回りは1.67%と高いわけではありませんが、安定した配当を期待することができます。VIGの株価は過去5年間で+83.26ドル(98.80%)となっています。

VYMは20年以上連続で増配している415社で構成されています。配当利回りはVIGを上回る2.71%と高いですが、配当利回りが高い企業で構成されているので、今後は減配などのリスクもあります。VYMの株価は過去5年間で+37.08ドル(50.49%)となっています。

どちらも配当能力に優れたETFとなっています。

VIGとVYMの詳しい記事はこちらです。

過去5年間の株価推移は以下の通りです。

セクターETF(11種類)

セクターごとに投資ができるETFはこちらです。

  • 【VGT】バンガード・米国情報技術セクターETF
  • 【VHT】バンガード・米国ヘルスケアセクター ETF
  • 【VDC】バンガード・米国生活必需品セクターETF
  • 【VOX】バンガード・米国通信サービスセクターETF
  • 【VPU】バンガード・米国公益事業セクターETF
  • 【VFH】バンガード・米国金融セクターETF
  • 【VDE】バンガード・米国エネルギーセクターETF
  • 【VCR】バンガード・米国一般消費財サービスセクターETF
  • 【VIS】バンガード・米国資本財サービスETF
  • 【VAW】バンガード・米国素材セクターETF
  • 【VNQ】バンガード・米国不動産セクターETF

●【VGT】バンガード・米国情報技術セクターETF→米国・情報技術セクターの344社で構成

●【VHT】バンガード・米国ヘルスケアセクター ETF→米国・ヘルスケアセクターの455社で構成

●【VDC】バンガード・米国生活必需品セクターETF→米国・生活必需品セクターの99社で構成

●【VOX】バンガード・米国通信サービスセクターETF→米国・通信サービスセクターの116社で構成

●【VPU】バンガード・米国公益事業セクターETF→米国・公益事業セクターの66社で構成

●【VFH】バンガード・米国金融セクターETF→米国・金融セクターの398社で構成

●【VDE】バンガード・米国エネルギーセクターETF→米国・エネルギーセクターの96社で構成

●【VCR】バンガード・米国一般消費財サービスセクターETF→米国・一般消費財セクターの295社で構成

●【VIS】バンガード・米国資本財サービスETF→米国・資本財セクターの356社で構成

●【VAW】バンガード・米国素材セクターETF→米国・素材セクターの119社で構成

●【VNQ】バンガード・米国不動産セクターETF→米国・不動産セクターの171社で構成

米国株は11種類のセクターいずれかに分類されており、同じセクターに分類されている企業は景気によって同じような値動きをする傾向があります。景気は「好況期→後退期→不況期→回復期」の順番で循環しているので、短期的に価格が変わりやすい傾向があります。

ディフェンシブなセクターである「生活必需品」、「ヘルスケア」、「公益事業」に関する記事はこちらです。

【セクター解説】米国株のセクター別おすすめ銘柄と特徴について解説米国企業は11セクターに分類されています。それぞれの特徴を理解することで投資に関する理解が深まります。セクターごとの特徴と代表銘柄を解説します。...

過去5年間の株価推移は以下の通りです。

グロース・バリューETF(4種類)

グロース(成長株)、バリュー(割安)にまとめて投資ができるETFはこちらです。

  • 【VUG】バンガード・米国グロースETF
  • 【VTV】バンガード・米国バリューETF
  • 【VOOG】バンガード・S&P500グロースETF
  • 【VOOV】バンガード・S&P500バリューETF

●【VUG】バンガード・米国グロースETF→米国の中型~大型グロース銘柄291社で構成

●【VTV】バンガード・米国バリューETF→米国の中型~大型バリュー銘柄360社で構成

●【VOOG】バンガード・S&P500グロースETF→S&P500のうち、グロース銘柄246社で構成

●【VOOV】バンガード・S&P500バリューETF→S&P500のうち、バリュー銘柄436社で構成

グロース株は売上や利益の成長率が高く、長期的に大きな成長が期待できる銘柄のことです。GAFAMやテスラ、エヌビディアなどの大型企業で構成されているので将来にわたり大きく株価上昇が期待できます。

一方で株価が割高になっている可能性もあります。テスラのPERは335倍となっており、期待以上に株価が上がってしまっている可能性もあります。

バリュー株は企業価値に対して、株価が割安になっている銘柄のことです。目安としてはPERが15~20倍程度です。ファイザー、ロッキードマーチン、MMMなどが該当しています。

割安で入手することができれば、適正価格になったときに大きなリターンをえることができます。それでも割安で放置されているのには理由があるので投資には注意が必要です。

過去5年間の株価推移は以下の通りです。

まとめ

今回はバンガード社が運用する投資初心者におすすめETF(20種類)について解説してきました。「主要ETF」、「配当ETF」、「セクターETF」、「グロース・バリューETF」の4カテゴリーに分けて解説してきました。

それぞれのETFの特徴は以下の通りです。

  • 主要ETF→米国を代表する500社や全世界の9,000社に投資できる
  • 配当ETF→継続的な配当金を受け取ることができる
  • セクターETF→特定のETFに投資することで短期的な成長ができる
  • グロース・バリューETF→長期的にも短期的にも大きなリターンが期待できる

これから投資を始める方は参考にしてください。

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