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【VZ】ベライゾン・コミュニケーションズを購入した理由について

11月は米通信大手ベライゾン・コミュニケーションズ(VZ)の株式を1株51.15ドルで10株、約510ドル(58,000円)分買い増しました。ベライゾンの株式を購入するのは今回で7回目となりました。

【取引履歴】

ベライゾンの株価は年初来で-7.05ドル(-11.98%)となっています。ダウ平均採用銘柄の中で二けたのマイナスはベライゾンとアムジェンの2社しかありません。ダウ平均の年初来リターンは+15.47%なので、比べると大きくアンダーパフォームしています。

過去5年間でも4%しか成長していない同社の株式を購入する理由について解説します。

ベライゾンの株式を購入する理由

ベライゾンの株式を購入する理由は以下の通りです。

  • 安定したビジネスモデル
  • 好調な決算内容
  • 優秀な配当能力

安定したビジネスモデル

米国の通信事業はベライゾン、AT&T、Tモバイルの3社による寡占市場です。通信事業は多額の投資資金が必要になるので、参入障壁がとても高いです。寡占市場では価格を過度に下げる必要がないため、売上は安定しています。

また通信事業は景気に左右されにくい特徴があります。景気が悪くてもiPhoneやスマートフォンを使用しないことはないですよね。景気に左右されにくいディフェンシブなセクターに関する記事はこちらです。

通信事業は爆発的な成長は期待できませんが、売上は安定しています。

過去5年間の収集推移グラフは以下の通りです。

過去5年間の収益は1250~1300億ドル付近で推移しています。収益は右肩上がりに成長している訳ではありませんが、安定しています。特に2020年のコロナショックでも減収は軽微に済んでいます。

AT&T、Tモバイルとの競争により、収益を圧迫していますが、5Gが普及が進めば同社の収益は格段に増えると思います。

好調な決算内容

ベライゾンの2021/3Q決算内容は以下の通りです。

  • 収益…​​​​329億ドル(前年同期+4.3%)
  • 純利益​​​…66億ドル(前年同期+45.5%)
  • EPS…​​1.41ドル(前年同期1.25ドル)

2021/3Qの最新決算では収益、純利益どちらも前年同期を上回る結果となっています。収益は市場予想332.4億ドルに対して329億ドルと下回りましたが、純利益は前年同期で+45.5%増加しています。

EPSは前年同期の1.25ドルから1.41ドルとなっており。通期のEPSを従来の5.25~5.35ドルから5.35~5.40ドルに上方修正しています。

5G対応デバイスの加入者増加していることが好調な要因となっています。同社顧客の25%以上が5G対応デバイスを所有するなど、シェアを高めています。ベライゾンは5Gシェアを高めるために巨額の投資を行っており、Cバンドに関する設備投資は既に10億ドルを超えています。

優秀な配当能力

同社は16年連続で増配するなど、優れた配当能力をもっています。

1株あたりの配当と増配率は以下の通りです。

同社は16年連続で増配していますが、2015年以降の増配率は3~2%で推移しています。前述したように通信事業は参入障壁が高いため、安定したキャッシュフローが期待できるほか、配当性向は47%と高いです。

株価が低迷していることもあり、配当利回りは5%前後で推移しており、高配当銘柄だと言えます。ベライゾンのような安定した高配当銘柄から受け取る配当を再投資することで資産を最大化させることができます。

2021年の米国市場は好調に推移しています。代表的な指数の年初来リターンはS&P500(24.16%)、ダウ平均(15.47%)、ナスダック総合(22.00%)と大きく成長しています。

生活必需品セクターや通信サービスセクターは不況時に強さを発揮するので、成長局面では物足りなさを感じると思います。それでもベライゾンのような高配当銘柄を株価が下落したタイミングで購入することでインカムゲインを最大化させることができます。

セクターに関する記事はこちらです。

株価推移

ベライゾンの株価は過去5年間で+1.99ドル(4.00%)となっています。

S&P500が同期間のリターンは+109.61%となっているので、比べると大きな差があります。2020年には上場来最高値の62ドルを記録してからゆるやかに下落しています。

通信事業はベライゾン、AT&T、Tモバイルの3社が独占しているので、収益は安定しています。一方で顧客の数に限りがあるので、爆発的な成長は期待できません。

株価が下落していることで同社のPERは10倍を下回っています。既に5Gシェアを高めるために設備投資は10億ドルを超えており、投資効果が出るまで時間がかかるかもしれませんが、近い将来大きな利益を生み出すはずです。

5G銘柄である同社の株式を50ドルで購入できる機会は今後訪れないかもしれません。

まとめ

11月は米通信大手ベライゾン・コミュニケーションズ(VZ)の株式を1株51.15ドルで10株、約510ドル(58,000円)分買い増しました。

同社の株価は過去5年間で+1.99ドル(4.00%)と低成長となっています。S&P500は同期間に+109.61%となっているので、比較すると大きな差があります。

それでも同社は安定したビジネスモデルを確立しているので、今後も長期的な収益を期待することができます。また配当能力もすぐれているので、長期的な保有に適した銘柄だと思います。

ベライゾンを個別株で購入が不安であれば、ETFも選択肢にするといいと思います。

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